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2018年5月29日
新規就農～信頼関係築き 地域に貢献も～
下市町 中西 真也さん
「農家との繋がりが楽しく、地域貢献できるところにやりがいを感じます」と話すのは、吉野郡下市町の中西真也さん。北海道の大豆農家の下で２年間の研修を受け、今年から就農して水稲１㌶、大豆１０㌃、ダイコン１０㌃の栽培に取り組んでいる。
中西さんは全ての作物を減農薬で栽培し、気温や土地など環境にあった作物を栽培している。また、播種時には昔からある地域の種を守るためにＦ１種よりも出来る限り固定種を用いているという。
就農１年目ということもあり、「ハウスの骨組みの組み立てや農機具が使用しにくい山間部での農作業が大変でした」と苦労を振り返る。主に知人農家を通じて大阪の市場等に出荷し、その他は以前の職場等で知った方などに直接販売している。
今後について「規模拡大して法人化し、若い世代の方に非農家でも就農できる環境を提供したいです。また、北海道での研修時に学んだ加工品製造を手掛けると同時に、カフェを運営して自分で栽培した作物を使った料理を振舞いたいですね」と意欲的に話す。
