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2018年3月22日
鳥獣害対策~効率的捕獲技術導入推進事業研修会~
奈良県農林部農業水産振興課
奈良県農林部農業水産振興課は、奈良県畜産会の協力のもと鳥獣害対策に取り組む関係機関、市町村職員等を対象に効率的捕獲技術導入推進事業研修会を開催し、38名が参加した。
研修会では、株式会社野生鳥獣対策連携センターの上田剛平講師による「箱わなの効率的捕獲について」、山口大学共同獣医学部の前田健講師による「マダニ対策について」の講演が行われた。
「箱わなの効率的捕獲について」では、イノシシやシカなど野生鳥獣の生態や箱わなを用いた野生鳥獣の捕獲の手順等、「マダニ対策について」では、話題となっている人獣共通ウイルス感染症やマダニからのウイルス感染の経緯等について事例をあげて紹介され、参集者たちは熱心に聞き入っていた。
奈良県農林部農業水産振興課の米田係長は「研修会を通じ、野生鳥獣の効率的な捕獲の推進、ウイルス感染症への対策に関して今後の取組みに活かしていただきたいです」と話す。
とっておきフォトグラフィ
上田剛平講師による「箱わなの効率的捕獲について」の講演風景