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2016年7月20日
トマト栽培~多くのトマトの品種を栽培していきたい~
奈良市 奥本 敏彦さん
「作物が病気にかからないようになるべく圃場を綺麗に整備しています」と話すのは、奈良市の奥本敏彦さん。
奈良県庁を退職後、農業を営んでいた父親の後継者としてトマトを栽培して5年目になる。
子供のころから父親の農作業を手伝っていた奥本さんは昔から農業が好きで、自分が頑張った分だけ結果が出て、作物と向き合って農作業が行える環境に魅力を感じたという。
種から育てたトマト苗はカルゲンを含んだ土壌に定植し、灌水チューブを活用して毎日17時30分から20分間と20時から20分間に自動で土壌に液体肥料を送り込む装置を自ら製作。
また、適切な温度調整をするために冬場にはハウス全体にビニールを二重に張るなど工夫を凝らす。
「病害虫の防除は欠かせないため、毎日入念にトマトをチェックすることは大変です」と苦労を話す。
収穫したトマトはならコープにて1パック350円(2~4個入り)で販売されている。
今後について「今以上に高品質なトマトの栽培に力を入れ、多くのトマトの品種を栽培していきたいです」と意欲的に話す。
とっておきフォトグラフィ
「試行錯誤しながら作業することは楽しいです」と奥本さん