ここから本文です。
2016年1月20日
カリフローレ栽培~若い方に食べてもらえる野菜を栽培していきたい~
奈良市 冨田 安博さん
「品評会で賞を受賞したときは嬉しかったです」と話すのは、奈良市の冨田安博さん。
建設関連会社を退職後、水稲45㌃のほかカリフローレやハクサイなどおよそ20品目の露地野菜12㌃を栽培している。
一昨年から栽培を始めたカリフローレはカリフラワーが品種改良された作物で、比較するとカリフラワーの5~6倍の大きさまで成長し、軸も湯がいてサラダとして食べられることが特徴。
定植から一か月半くらいの時期は苗が倒れやすいため、圃場に藁を敷いて苗を挟んで根元から固定している。
また、作業中は葉に触れないよう畝の周囲に杭とヒモで囲いを作り、同時に作物の上に葉を被せて霜焼け防止に繋がるよう工夫している。
出荷先は全て大和アグロファーム株式会社で、パック詰めされた商品が商社を通じて阪急オアシスへ販売される。
今後について、前年度に栽培した野菜よりも高品質なものを作り続け、若い方に食べてもらえる野菜を栽培し続けたいです」と意欲的に話す。
とっておきフォトグラフィ
「作った野菜を一番に食べられることが一番の喜びです」と冨田さん