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2016年4月20日
大和まな~将来は子供と一緒に農業を営みたい~
田原本町 安井 聖さん
「家族が私の栽培した野菜を食べて美味しいと言ってくれると嬉しいです」と話すのは、田原本町の安井聖さんは、キュウリ15アール、ナス13アール、ホウレンソウ10アール、ミズナ5アールのほか、大和まな5アールを栽培している。
奈良県農業大学校を卒業後、父親が農業を営んでいたので、後継者として就農した。
栽培する大和まなは青臭みがなく、甘みと独特の旨みがあり、油あげと豚肉を用いて作る油炒め煮が絶品である。
栽培する作物には、主に有機肥料を使用していて安全・安心な作物の出荷を心掛けている。
「台風でビニールハウスが倒れた時もありました」と苦労もあった。
出荷先は主に奈良中央卸売市場にある「奈良中央青果」で、1束(250グラムあたり)50円で販売している。
今後について「自分の子供のうち1人でも後継者として就農してくれて一緒に農業を営んでいきたいです」と話す。
とっておきフォトグラフィ
「小さい子供たちに野菜を食べてほしいです」と安井さん