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2015年7月15日

こんにゃく~加工品と一緒に気持ちを届けたい~

下市町 中森 芳子さん

吉野郡下市町の中森芳子さんは、農業を営む傍ら、自宅にある中森手作り工房で地元の特産品であるこんにゃく芋を使用した「田舎こんにゃく」を加工している。

自分にしかできない加工品を作れることに魅力を感じ、趣味で製造して友人へ配ったことがきっかけという。

ほかに草もちや漬物など季節ごとに、およそ6種類の加工品を全て無添加で製造している。また、こんにゃくは本来の素材の味を活かすため、水と水酸化カルシウムのみを使って手作りする。

製造した加工品は、同町にある直売所「栃原道しるべ」のほか、JAならけんへ出荷している。

購入者からは「柔らかく、すぐに煮えて料理に使いやすい。また、刺身としても美味しく食べられる」と好評で、県外からの来客も多い。

今後について「加工品を無理のない程度に作りながら、柿の葉の生産に取り組んでいきたいです」と意気込む。

お問い合わせ=直売所「栃原道しるべ」(TEL:0747-53-0831)

とっておきフォトグラフィ

「田舎こんにゃく」は1丁230円(税込み)で販売

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