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2015年1月1日
新年特集~若者たちが憧れるような農家に~
五條市 岡 勇太さん
「若者がなりたくなるような農家になりたいです」と話す、五條市西吉野町の岡勇太さんは柿3ヘクタールを栽培していて、就農して今年で3年目になる。
父親の後継者として農業を始めた岡さんは「自然を眺めながらストレスを感じることなく行える仕事であり、他の農家との繋がりがあって楽しいです」と魅力を話す。
また、周囲に若手農業者が多く、切磋琢磨して農業に励めることにやりがいを感じていて「柿は全国的に認知度が低いので、若者に柿を食べてほしいです」と話す。
果実の着色時期を早め、大玉な柿を生産するために木の枝を剥く剥皮作業を行うなど工夫を凝らしている。
「今年はカメムシなどの病害虫の被害が多いです」と苦労もあるが、「栽培した柿を友人が1時間で10個食べてくれた時は嬉しかったです」と笑顔を見せる。
今後について「直売所を展開し、東京駅前で柿を消費者に直接販売したいです」と意欲的に話す。
とっておきフォトグラフィ
「栽培する柿は甘みが強く、食感がしっかりしていて大玉です」と岡さん