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2025年3月12日
自然体ですごしてほしい~農家民泊を運営~
御所市 谷矢 友香子 さん
「実際に触れ合う農業を大切にしている」と話すのは御所市で農家民泊「御所の宿たゆむ」を営む谷矢友香子さん。3㌃で夏野菜や落花生などを栽培、収穫した野菜を食事として提供している。
谷矢さんは「現代人は時間に追われ、ゆっくりする時間がないように感じる。人とのコミュニケーションや自然とのつながりを大事にしたい」との思いから心も体もゆっくり自然体で過ごせる農家民泊を開業。
宿泊客自ら井戸で水をくみ、火をおこし、釜でご飯を炊いたり、野菜を収穫したり、自給自足の暮らしを体験できる場を提供していて、外国人にも好評だ。
「普段の生活ではできないことをここで経験してほしい。この農家民泊がうまくいけば、また違う場所でも営みたい。海外でも何か別のものにチャレンジしてみたい」と意気込む谷矢さんだ。
「心も体もゆっくりしてほしいとの願いを込めて
『たゆむ』と名付けた」と話す谷矢さん