ここから本文です。
2024年12月27日
夢に向かって
王寺町 田中 由美 さん
農業の未来を切り拓こうと、ひたむきに頑張る若手農業者たちを紹介します。農業従事者の高齢化や後継不足という問題はあるものの、強い思いと夢を抱きながら、日々農業と向き合って力強く歩いていきます。
▽イチゴ「古都華」15㌃(ハウス1棟)
Q.農業に興味を持ったきっかけ、農業の魅力
物を売ることが好きで、仕入れ・販売業で働いていたときに、家庭菜園でトマトが実ったことに感動し、農業に興味を持ちました。
魅力は手をかければかけただけ返ってくることです。農業は究極の小売りだと思っています。
Q.頑張って取り組んでいること
一株一株子育てをするように丁寧に接し、一年を通して良いものを作れるよう試行錯誤を重ねています。
Q.今後の目標・展望
キッチンカーをしてみたいです。そのためには、スタッフに一年通して働いてもらえる環境が必要なので、夏場の収入確保にもイチゴのジェラートなどにも挑戦したいです。
女性目線を農業へ生かしつつ、イチゴ栽培をしたい人や同じ境遇の人への一筋の光になる存在になりたいです。
守りに入らず常に攻めの姿勢で販売方法や作り方を模索していきたいです。
「ハウスを清潔に保つことが、おいしさにつながります」と田中さん