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2024年10月8日
誰にも負けない生産者に~イチゴ「古都華」に魅力~
奈良市 藤井 悠生さん
「イチゴにはろいろな品種があるが、独特の風味のある『古都華』が好きで、栽培しようと思った」と話すのは奈良市の藤井悠生さん。ハウス3棟13.5㌃で古都華を栽培する。
小さい頃から自然が好きで農業にも興味、関心を持っていたことがきっかけで、県立なら食と農の魅力創造国際大学校で学び、同市の株式会社岩井農園で研修後に就農した。
藤井さんは「大きくて良い実を栽培するために、温度管理を徹底し、農薬の使用を極力控え、天敵を積極的に導入する。主な出荷先である市場からの提案で大きい実は、化粧箱に入れて出荷している」と話し、他にも趣味のイタリアン巡りを通じて飲食店と直接取引する。
「一人で作業していると大変なことも多いが、自分の頑張り次第で収益を上げられる。将来的には栽培面積を拡大し、イチゴ一筋で他の生産者と競合できるようこれからも頑張っていきたい」と笑顔の藤井さんだ。
「時間に制約されず、自分のペースで作業できる」と藤井さん