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2024年8月8日

農業体験通じ地域に活気を

プロサッカーチーム「奈良クラブ」

萩原さん(後列右)とサポーター、選手ら

 奈良県を拠点とするプロサッカーチーム「奈良クラブ」は、奈良市で萩原いちご農園を営む萩原健司さんとともに農業体験イベントを行う。
 イベントは同クラブが2022年から進める「39市町村応援プロジェクト」の一環で、同年に開園した「奈良クラブ農園」で萩原さんの指導のもと、サポーターと選手が田植えや稲刈り、野菜の収穫を行う。
 今年6月に開催した田植え体験は、サポーター7人と選手4人が参加。22年のイベント当初から参加する都並優太選手は「収穫後はフードバンクや子ども食堂に寄付する。今後も、奈良県を拠点とするチームとして県内の農林業に関わっていきたい」と話す。
 萩原さんは「農園は小学校と近く、地域の方にも活動に興味を持ってもらっている。個人的に農業に取り組む選手もいて、引退後のセカンドライフとしても農業を意識してもらえればうれしい」と笑顔で話す。

▽萩原いちご農園=水稲「ヒノヒカリ」6㌶、イチゴ「古都華」「章姫」「奈乃華」「ならあかり」ハウス11棟55㌃

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