ここから本文です。
2024年7月17日
これからも農と共に ~自分なりの技を探す~
高取町・西井 澄隆さん
「作業内容を自分なりに考えることが農業の面白さであり、長く続けるコツでもある」と話す高取町の西井澄隆さんは、30代のときに父親の後を継いで就農した。
「基本を大事にしつつ、人と同じような栽培管理をしないようにしている。就農直後はいろいろな勉強会に参加した」と振り返る。
作業は息子と共にあたる。「農地の管理を頼まれることが増えてきている。その分、作業に追われている」と苦労もある。
「人と話すことが好きで、月に何回か近所の人と集まることが気分転換になっている」と話し、「失敗することもあるが、考えた通りの結果になることが一番うれしい。とにかく80歳までは一生懸命農業をして、その後は息子に任せたい」と笑顔で話す。
▽経営規模=水稲(2㌶)、キュウリ(ハウス1棟、5㌃)、イチゴ(ハウス4棟、20㌃)、大根(20㌃) など