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2024年3月27日

食味追求に一丸

大和高原・米・食味向上委員会

受賞した5人。右から堂浦さん、的場さん、中山さん、林さん、辻谷さん

 大和高原地域の米農家でつくる「大和高原・米・食味向上委員会(会長・中山廣一さん、事務局10人、会員約130人)」では、大和高原地域産米の地名度向上を目指して、10年ほど前からさまざまな米のコンテストに出品している。
 2023年12月に開かれた「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」では5人が受賞、「第13回大阪府民のいっちゃんうまい米コンテスト」で2人が受賞、「お米日本一コンテスト」では3人が入賞した。
 同委員会事務局長で米・食味鑑定士の林秀和さんは「米の品質が年々向上していて、昨年は69人が出品し、5人が受賞できた。収穫してから12月に結果が出るまでの楽しみになっている」と話す。
 中山さんは「受賞者の栽培暦などを参考に、栽培方法を統一できれば、安定した品質を確保できる。また、大和高原産地として良食味の米を多く確保し、高値でバイヤーと取引していきたい」と展望する。

▽中山廣一さん=1.4㌶(「コシヒカリ」、「ミルキークイーン」)、的場完次さん=3.2㌶(「ゆうだい21」、ミルキークイーン、「にじのきらめき」、「いのちの壱」)、林さん=1.8㌶(ゆうだい21、コシヒカリ、「にこまる」)、堂浦徳三さん=3㌶(ゆうだい21、コシヒカリ)、辻谷政樹さん=0.8㌶(ゆうだい21、コシヒカリ)

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