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2024年3月19日
~獣害対策を万全に~
吉野町・中井 宣雄さん、靏井 昌幸さん
中井さん・靏井さん:私たちが共済部長として担当する山口地区は奈良県のほぼ中央に位置する標高約300㍍の中山間地域です。水稲栽培が盛んで、水がきれいなのでおいしい米ができます。また、30年ほど前からはワラビの促成栽培が行われています。
中井さん・靏井さん:イノシシやキツネなど動物が多く、柵を張るなど対策をしていますが、最近は特にシカが多く、米への被害に苦労しています。
中井さん:苦労もありますが、一生懸命育てているので無事に収穫できるとうれしいです。
靏井さん:無事に収穫できて、おいしいと食べてもらえることが農業のやりがいです。
中井さん:水稲共済は掛金が安い点が魅力です。今後は補償がより手厚くなるとうれしいです。
靏井さん:最近は加入者が減少していると感じています。
中井さん:最近は資材の高騰で利益がほとんどありません。機能が増えた分、農機具がとても高くなったので、もう少し安価になってほしいです。
靏井さん:これからも農業を続けていくため、今後は米のブランド化も考えています。
〈共通項〉▽奈良県農業共済組合南部支所▽担当戸数18戸
中井宣雄さん▽共済部長歴13年▽水稲50㌃、酒米50㌃
靏井昌幸さん▽共済部長歴10年▽水稲30㌃