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2024年2月13日

寒締めホウレンソウ ~安定供給を信条に~

曽爾村・田合 松夫さん

「気温には気を使う」と田合さん

  「消費者に選んでもらえる商品作りをしていく」と話す曽爾村の田合松夫さん。ハウス14棟38㌃でホウレンソウとミズナ、シュンギクを栽培し、JAならけんに出荷している。
 曽爾村では高原地帯の冷涼な気候を生かし、12月下旬から2月ごろにかけて、糖度10%以上の寒締めホウレンソウ「大和寒熟ほうれん草」が出荷される。
 部会の一員として大和寒熟ほうれん草を手がける田合さんは「天候に左右されることが多い。ホウレンソウはマイナス3度ほどまで下がらないと糖度が乗らないため、気温には気を使う。また、20年ほど前には台風で大きな被害を受け、ほとんど収穫できなかったこともある」と苦労を話す。
 「最近は資材の高騰など不安要素もあるが、まずは品質の良い商品を安定して供給できるようにしていきたい」と意欲的だ。

糖度計で測定

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