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2024年1月1日

~生産量維持し産地守る~

平群町・中尾 諭史さん

「手抜きは後で自分に返ってくるというつもりで栽培している」と中尾さん

 「先人がつくったブランド『平群(へぐり)の小ギク』に恥じない良いものを作りたい」と話すのは平群町の中尾諭史さん。

 同町は日本有数の小ギク産地で、中尾さん方は祖父の代から小ギクを栽培しており、中尾さん自身は就農8年目だ。
 「人材の確保と病害に苦労するところもありますが、質の高さを意識して栽培しているので、品評会で賞をもらえたときはうれしい」と話す。
 「農業に従事する人の数が減り人手不足が課題。小ギクの生産量の維持と産地を守っていくことに力を入れ、引き続き、高い品質でお客さんに届けていきたい」と意気込む。

 

▽経営規模=小ギク(露地約5・2㌶、ハウス11棟約35㌃)、
花木類(約20㌃)、ハボタン(約20㌃)

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