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2023年9月21日
~農薬散布にドローン活用~ 農作業の負担軽減へ
吉野町のグループ「Fly」
吉野町の有志が今年3月、「Fly(車谷年秋代表、メンバー6人)」を発足。農業用ドローン(小型無人機)を活用したスマート農業に取り組む。
グループは、高齢者の農作業の負担軽減を主な目的としつつ、若い人に農業に関心を持ってもらう狙いもある。
7月にはドローンを使用した農薬散布の実証実験を行った。最大約40分間の飛行が可能で、10㌃を8分ほどで散布できるという。
今後の活動について車谷代表は「ドローンによるもみまきや鳥獣害対策、肥料の散布も行っていきたい」と意気込みを話す。
県南部農林振興事務所農業振興課の浦崎孝行係長は「中山間地域では担い手不足による労力不足対策が必要になる。限られた資源を最大限に生かす省力化技術の活用方法は地域ごとに違うと思うので、やり方を考えていくことが必要と思う」と話している。