ここから本文です。
2023年7月19日
~良品へ手間惜しまず~
葛城市・飯田 真也さん
「手をかけた分、良いものができることがやりがい」と話す葛城市の飯田真也さんは、ミニトマトや甘長とうがらし、キュウリを水耕栽培し、大阪府内の市場へ出荷するほか、朝市や直売所で販売する。
「小さい頃は圃場が遊び場だった」と話す飯田さん。自分で農業をしたいという思いから約17年前に父の後を継いだ。
「お客さんのおいしいという声を聞くとうれしい。時間の使い方を自分で決めることができる。子どものそばで頑張っている姿を見せられるのも良いところ」と話す。
作業に当たるのは飯田さんと母親、パートタイムで働くスタッフ5人で、力仕事と収穫時期の忙しさには苦労するという。
県の指導農業士に認定されている飯田さんは「女性農業者がまだ少ないのでこれから増えてほしい」と笑顔で話す。
▽経営規模=ミニトマト(ハウス2棟10㌃)、甘長とうがらし(ハウス2棟14㌃)、キュウリ(ハウス2棟10㌃)