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2023年6月14日
~生産+加工で息の長い経営を~
宇陀市 北浦郁男 さん
「農業を長く続けるために目標を高くしすぎないように心がけています」と話すのは宇陀市の北浦郁男さん。自ら収穫した作物を使ってジャムやひしもちなどの加工も行い、県内の直売所で販売している。
「ひしもちは、地域によって大きさを変えています」と工夫し、「調理するとふっくら仕上がる小豆は赤飯やぜんざいにおすすめです」と自信を見せる北浦さん。
「農業でも収益を上げられると示したいです。努力と工夫を重ねて作った品物を適正な価格で買ってもらえるとうれしいです」と話す。
酒造好適米「山田錦」は新たな収益作物として2023年産から挑戦している。「今後は、酒米の生産にも力を入れていきたい。経営基盤を整えて省力化を進めたい」と話す。
▽経営規模=「ひとめぼれ」50㌃、もち米10㌃、山田錦45㌃、豆類(黒豆、小豆、青豆、エダマメ)20㌃、ブルーベリー15㌃、野菜15㌃