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2023年1月24日
~イチゴ栽培で地域に活力~
奈良市 たかまど農園 山口 恭平 さん
「農業を通じて生まれ育った地元を盛り上げたい」と話すのは、昨年4月に新規就農してイチゴを栽培する奈良市にある「たかまど農園」の山口恭平さん。
就農のきっかけは、母が買ってきたイチゴを食べたこと。「奈良においしいイチゴがあることを知り、自分で栽培してみたいと思った」という。なら食と農の魅力創造国際大学校で2年間学び、農地を借りてハウス2棟(9㌃)を建て「古都華」「珠姫」「とちおとめ」を栽培している。
「作業していると、近隣の方から『イチゴを買いに来るわ』と言ってくれることがうれしく、やりがいを感じる」と山口さん。
農園の倉庫前で直売を行うほか、市内の「まほろばキッチンJR奈良駅前店」「旬の駅ならやま本店」に出荷する。
今後は「多くの方に立ち寄ってもらえるようなコミュニケーションの場を設けたい」と意気込む。