ここから本文です。
2023年1月1日
~夢に向かって 奮闘する新規就農~
大和郡山市 小塩 大策 さん
「自分で一からつくり上げたい」と2022年4月に就農し、イチゴ栽培に取り組む大和郡山市の小塩大策さん。会社経営から方向転換して農業に携わり、奈良県立なら食と農の魅力創造国際大学校で2年間学んだ。
就農後は自家育苗を手がけたが、病気が発生してしまった。「栽培マニュアルどおりにいかないことを身をもって知った」と小塩さん。それでも「古都華」「よつぼし」の2品種・5千本の苗を定植できたという。
収穫したイチゴは奈良市内にある「旬の駅ならやま本店」などの直売所をはじめ、県内のケーキ店に出荷する予定だ。
今後について「適期収穫を心がけて出荷していきたい。そして、来年、再来年とずっと農業を続けていけるよう、日々成長したい」と意欲的だ。
▽経営規模=イチゴ6・5㌃、イチジク10㌃