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2022年11月9日
～地元農家が協力 小麦栽培・収穫 納得の菓子作り～
橿原市 菓子工房 彩彩 北村 愛子 さん
鎌田さん㊧の協力のもと小麦を収穫する北村さん。「鎌田さんには感謝でいっぱい」と話す（今年６月撮影）
「自分で播き、収穫した小麦でおいしいお菓子を作って笑顔を届けたい」と話すのは、橿原市で菓子工房「彩彩」を経営する北村愛子さん。食材を仕入れている農家の協力を得て、小麦栽培に初めて挑戦した。
工房では地元の農家から小麦をはじめ季節の野菜や果物を直接仕入れ、さまざまな菓子を作っている。
田原本町の「鎌田ファーム」は仕入れ先の一つで、今年、圃場を借りて小麦を栽培し、約１６０㌔収穫した。自分で収穫した小麦を使って焼いた商品を手に「麦の味がしっかりする」と北村さん。商品は道の駅「レスティ唐古・鍵」などで販売する。
購入者から交流サイト（ＳＮＳ）を通じて、「子どもがおいしいとたくさん食べています」といった動画を受け取り、「うれしくてやりがいを感じている」という。
「これからも人とのつながりを大切にし、いろいろな旬の素材を使ったお菓子を作りたい」と意気込む北村さんだ。
収穫した小麦を使った菓子を手に北村さん
