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2022年3月7日
～わな猟の傍らシカ肉を販売～
宇陀市 星くらジビエ 岡村 絵里 さん
「狩猟仲間が増えてうれしい」と販売店「星くらジビエ」の前での岡村さん
「山の恵みを食卓へ。尊い命をおいしくいただく」と話すのは、宇陀市でジビエ（野生鳥獣肉）販売店「星くらジビエ」を営む岡村絵里さん。
捕獲したシカなどの解体を手伝っていた岡村さんは、自分でもやってみたいと思い、２０１８年に狩猟免許を取得。昨年、兵庫県から同市へ移住した。
近隣の山に捕獲おり２基、くくりわな２台を設置して、昨年はシカ１２頭、イノシシ１頭を捕獲・解体している。
「地域で狩猟仲間を増やしたい」と岡村さん。自ら狩猟する傍ら、狩猟体験の場も提供する。会員制交流サイト（ＳＮＳ）などで参加者を募り、回収や解体を一緒に行う。最近では若い女性参加者が多く、「大きなシカの回収など女性１人では難しい作業が２人でならできた」という。
今後について「宇陀産のおいしいシカ肉を販売したい。そして、ヘルシーなシカ肉を一般家庭に広めたい」意欲的だ。
こまめに捕獲おりのチェックを行う岡村さん
