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2022年1月24日

~ウンカ被害で備えの大切さ痛感~

生駒市 髙枝 敏治 さん

 私の担当する地区は、生駒山系の麓に位置し、兼業農家が多く、主に水稲を栽培しています。約30年前からイノシシによる被害に悩まされ、最近はアライグマによる野菜被害が見受けられるようになりました。

 2020年にはウンカが大発生し、広範囲による及ぶ被害が発生しました。

 昨年はJAならけん主催による防除研修会を開催し、適期防除を呼びかけ、損害防止に努めるとともに、万が一に備える農業保険制度の重要性を改めて痛感しました。

 しかし、農家の高齢化などによる世代交代が進み、農業事態への意識が希薄になっていることから、農業保険制度への理解が難しくなってきていることを感じています。

 今後は少しでも地域の農業が維持、発展していくよう、制度の普及のほか、自分自身も新しい作物にチャレンジするなど、農業の魅力を伝えていきたいです。

 ▼奈良県農業共済組合北部支所▼共済部長歴15年、損害評価会委員歴10年▼担当戸数25戸▼季節野菜2・0㌃

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