ここから本文です。
2021年12月7日
~安心して営農の汗~園芸施設共済と収入保険に加入
五條市 辰己 清 さん
柿を露地6・3㌶とハウス90㌃で栽培する五條市の辰己清さんは、園芸施設共済と収入保険に加入していて、「農業保険制度に加入していれば安心して経営を続けることができる」と話す。
1984年に家業の柿栽培を引き継いだ辰己さんは、93年に、新しい取り組みとしてハウス栽培を始めた。その結果、若葉の伸びるのが早くなり、露地栽培よりも3カ月早い6月下旬の収穫を実現させた。
園芸施設共済への加入は、98年の台風7号被害で3棟すべて全壊してしまったことがきっかけ。NOSAI職員から説明を受け、即加入したという。「自然災害への対応は必要。農業保険の加入はとても大切」
収入保険は実施初年度に加入し、「万が一に備えることができる」と自信を持つ。
今後について、「良品質の柿を作り続けていきたい。そして、後継者にバトンタッチしたい」と話す。