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2021年11月10日

~メロン 一木一果栽培~

下市町 佐々岡 浩子 さん

一木一果のメロンを手に佐々岡さん

 「父が守ってきた農地を引き継いでいきたい」と話す下市町の佐々岡浩子さん。2018年、自分でも栽培してみたいと思い、なら食と農の魅力創造国際大学校で2年間学び、20年に就農した。

 ハウス(5棟、10㌃)でトマト、ホウレンソウ、さらに同町では珍しいメロンの栽培に取り組む。「地域の新しいブランドになれば」と佐々岡さんは意欲的だ。

 メロンは今年5月に360本定植。“一木一果”で育て、「甘くておいしい」と購入者から好評を得ている。

 作業面では、ハウスの補強に設置したタイバーを利用してパイプを渡し、つる誘引の省略化を実現した。

 今後について「安定した経営が目標。そして、女性農業経営のモデルとなって地域に新たな担い手を呼び込みたい」と話す。

タイバーにパイプを渡して作業しやすくなるよう工夫している

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