ここから本文です。
2021年6月7日
~農業保険は不可欠~
桜井市 藤本 孝徳 さん
昨年は全国的にトビイロウンカによる水稲の被害が大発生しました。私の担当する地域でも作付面積の半分以上が被害に遭い悲惨な状況になりました。
加入されていない農業者は補償がなかったので、改めて農業保険制度の重要性を認識させられました。いつ何が起こるか分からない状況の中で、農業経営を守ってくれる農業保険制度は必要不可欠だと思います。
ウンカだけでなく異常気象に対応するためにも、農業者一人一人、丁寧に制度の説明をしました。今年は担当する地域全員の理解を得ることができ、水稲共済に加入してくれました。
今後については、病虫害などの情報を速やかに農業者に流して被害を最小限に抑えたいと思います。そして、後継者不足問題の解決に向けた対策を練っていきたいです。
▼奈良県農業共済組合中部支所▼共済部長歴13年▼担当戸数25戸▼水稲20㌃、季節野菜5㌃