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2021年4月12日
~わら細工に熱中 宝船に注文も~
葛城市 池之側 輝男 さん
しめ縄やわら細工の宝船を手作りする葛城市の池之側輝男さんは、「作る楽しみ、完成したうれしさがある」と話す。
15年前、自分の制作した物を残したいという思いからしめ縄作りを始めた。現在、手掛ける宝船は縦31㌢、横40㌢、幅21㌢の大きさがあり、5日かけて制作する。年間5個ほどの注文が入るという。
宝船には縁起物の鶴や親子亀、俵など7種類載せていて、そのうちのヒョウタンは自宅で栽培したもの。「ヒョウタンの加工はつなぎ目が分からないよう和紙を工夫して貼っています」と自信を持つ。
今後について「口コミで広まって、新たなつながりをつくっていきたい。そしてこれからも元気に宝船を作り続けたい」と話す。
▽問い合わせ先=池之側さん(☎0745・69・2814)