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2021年3月22日

~地域農業の存続へ 省力営農を模索~

明日香村農業委員会 森井 清政 会長

次々とモデル圃場を整備していく

 「耕作放棄地を解消して新たな担い手につなげたい」と話すのは明日香村農業委員会の森井清政会長。同村では農業者の高齢化と担い手不足などにより、耕作放棄地が約100㌶と深刻な問題となっている。

 高齢農家の経営継続や新規就農者の定着を目的として同村農業委員会が、新たな営農の取り組みを実施。最小限の労力、経費で農業ができるという省力化農業を模索する。

 昨年12月に農業委員と農地利用最適化推進委員が中心となって耕作放棄地を解消したモデル圃場で農機具メーカーの協力のもと、正しい電気柵の張り方や高機能危機を実演した。

 同村農業委員会事務局担当者は「省力化した農業を目指し、農地の利用について考えていきたい。そして今の時代に合った政策を実施していきたい」と話す。

高機能機器を実演し、省力化農業を目指す

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