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2021年1月1日

大和伝統野菜 結崎ネブカ~慎重に葉折れ防ぐ~

川西町 細川 皓司 さん

「食べてもらって喜んでもらえるとやりがいを感じます」と細川さん

 葉ネギの一種「結崎ネブカ」を6㌃で栽培する川西町の細川皓司さん。「柔らかくて甘味があっておいしい」と紹介する。この他、水稲45㌃、野菜20㌃を作付ける。

 結崎ネブカは辛味が少なく、栄養価が高いのが特徴だ。しかし葉が折れやすく、風雨や病害虫に弱いことから栽培が難しいといわれる。「折れ曲がると病害虫に弱くなるため、慎重に栽培している」と細川さんは力を入れる。

 町内での結崎ネブカの出荷規格は75㌢と90㌢が一般的だが、細川さんは「株間が20㌢ぐらい空くように定植し、風通しを良くする。大きく成長するよう工夫している」と話す。細川さんが栽培したものは大きくて100㌢になるものもあるという。

 「さらに栽培面積を増やして多くの方に食べてもらいたいです」と抱負を話す。

株間を20㌢と広く定植し、大きく育つ細川さんの結崎ネブカ

 

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