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2020年12月7日

~水田を守る活動地域農家が一丸~

五條市 丹生の里 代表 玉田 義次 さん

「地域農業を次代へ」と玉田さん

 「みんなで守っていきたい」五條市丹原町の農家32人が昨年、「丹生の里(代表=玉田義次さん)」を発足させ、地域の農地を守る活動に取り組む。水稲8㌶、タマネギ20㌃、トウモロコシ10㌃を共同で管理する。

 県の指導のもとスマート農業のモデル地域となったことから、今年の米作りにドローン(小型無人機)を活用した。春はコーティング種子の散播、収穫前はカメムシ防除の液剤散布を実施した。

 メンバーの藤田弘さんは「ドローンの風圧で液剤が行きわたる。ドローンを導入して良かった。来年も使用したい」と手応えを感じている。

 今後について玉田さんは「新しい技術を導入していきたい。地域農業を次の世代にバトンタッチできるよう考えていきたい」と話す。

ドローンで薬剤散布

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