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2020年11月25日
～一緒に歩んで２９年いつだって以心伝心～
田原本町 安井 聖さん 由起さん
「楽しく、一つ一つ丁寧に作業しています」と安井さん夫婦
田原本町の安井聖さん・由起さんは「おいしい良品なものを届ける」という経営理念のもと、水稲１・２㌶、ホウレンソウ・ミズナ１５㌃、ナス１６㌃を栽培している。
一緒に農業を営んで２９年。由起さんは結婚を機に就農した。経営方針やいろいろなことは二人で話し合って決めている。「いつも一緒にいるのですぐに相談できて決めることができます」と夫婦で営農する利点を話す。
ナス１５００本を５月上旬に定植し、５月下旬から１０月まで収穫する。早朝から収穫し、それぞれのサイズに選別して、箱に詰めて出荷している。「お客さんからおいしいと言ってもらえることが何よりも励みになり、やりがいを感じています」という。
「妻は、収穫作業をはじめ箱詰めなどの出荷作業を素早く丁寧にこなしてくれて、頼りがいがあります」と聖さんは話す。
「収穫した後、重いコンテナを率先して運んでくれる。ずっと一緒に農業しているとお互いに言わなくても行動してくれるのでとても助かります」と由起さんは話す。
「毎日一緒に作業してくれてありがとう」と話す聖さんに「朝早くから夜遅くまで家族のためにご苦労さまです。頼りにしています。でもこれからは体調にも気を付けてほしい」と由起さんは応える。お互いに支え合って作業してきたので苦労と思うことが見つからないという。
今後について「なかなか休みが取れないが、予定を立てて映画を見に行きましょう。そして、これからもお互いに協力し、支え合って、楽しく頑張りましょう」と仲良く話す。
安井さん夫婦、自慢のナス
