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2020年11月9日
～魅力ある農で担い手を育成～
桜井市 楠本 芳照 さん
笑顔でミカンを収穫する楠本さん
桜井市は県の中部に位置し、担当する地域では稲作の他、ミカン栽培が盛んなところです。
今年は数十年ぶりにウンカによる水稲の被害が大発生しました。損害評価会委員を務めていますが、今まで経験したことがないものでした。
ウンカによる被害の他、毎年のように全国各地で災害が起こっています。いつ何が起こるか分からない状況の中で農家を守ってくれる農業保険制度は必要な制度だと思います。
桜井市農業委員会の会長も務めています。市内では農家の高齢化や後継者不足の影響で、耕作放棄地が増えてきています。
今後は魅力ある農業を目指し、若い方に新規就農してもらえるよう対策を考えていきたいです。そして地域の農業を守ってくれる後継者を育てたいです。
▼奈良県農業共済組合磯城支所▼共済部長歴１６年、損害評価会委員歴６年▼担当戸数３０戸▼水稲１・３㌶、ミカン６０㌃、柿５㌃
甘くて美味しい楠本さんのミカン
