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2020年9月7日
~不測の事態に備えを~
大和郡山市 芳村 恭伸さん
私の住む大和郡山市でも遊休農地が増えてきています。昨年から、地域の仲間と一緒にかんぴょうの生産を始め、水田に戻す取り組みをしています。遊休農地を少しずつでも減らしていけたらと思っています。
全国各地で、毎年のように災害が起こっています。いつ何が起こるか分からない状況の中で農家を守ってくれる農業保険制度は、必要な制度だと思います。
2008年からイチジクの栽培も始めました。露地栽培なので、台風などで強風が吹くと、葉と実が擦れて、収穫するときに黒くなることがあります。出荷できなくて残念でなりません。
今後は、イチジクの圃場に連棟ハウスを建て、園芸施設共済の加入も検討したいです。そしてボイラーで加温を行い、早期出荷を目指したいと考えます。
▼奈良県農業共済組合北和支所▼共済部長歴19年▼担当戸数9戸▼水稲80㌃、イチジク35㌃