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2020年4月21日

~リーフレタスの水耕栽培 規模拡大に意欲~

天理市 森島 秀浩さん

「生食だけでなく、湯通ししてポン酢で食べるのもお勧めです」と森島さん

 「水耕栽培のリーフレタスは軟らかく、苦みが少ないので子供も食べやすい」と話す天理市の森島秀浩さんは、ハウス11㌃でリーフレタスの水耕栽培に取り組み、生産拡大に前向きだ。

 「水耕栽培は、年間安定して収穫できることが魅力」と森島さん。栽培は、スポンジに播種して発芽させ、発泡スチロールの栽培用パネルに植え替えて成長させる。パネルは植え穴が120個と12個の2種類があって、成長に合わせて植え替えを行う。

 収穫したリーフレタスは、主にJAならけんが運営するスーパー「まほろばキッチン」の橿原店とJR奈良駅前店に出荷している。「根は切らずに水分を含んだスポンジをつけた状態で出荷するので、鮮度が保たれる」と自信を持つ。

 森島さんは実家の農地を受け継ぐ形で就農し、2019年6月から「森島ファーム」として水耕栽培に取り組んでいる。「今後は少しずつ規模を大きくしていきたい。そして、わたしのリーフレタスを買い求めてくれるお客さんを増やしたい」と意欲的だ。

ハウス一面のリーフレタス

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