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2020年1月1日
~おいしいレシピ考案~サトイモ『味間いも』
田原本町 安田 淑子さん・中本 実知子さん
「『味間いも』は正月の雑煮と煮しめに絶対欠かせない」と口をそろえる田原本町の安田淑子さんと中本実知子さんは、味間いもの栽培とレシピ作りに取り組んでいる。
安田さんらが考えた味間いもの雑煮は、県主催のイベントで特別賞を受賞した実績があり、「家族も大好きな料理」だという。また、改良を重ねて商品化したコロッケは、「ねっとりなめらかで甘い」と好評だ。
安田さんの畑では収穫が11月から2月まで続き、正月中も出荷作業に追われる。連作障害を防ぐため圃場を毎年変え、間隔を4年あけるよう工夫を凝らしている。
味間いもは豊産系で一つが50㌘ほどに成長するが、「他の地域では大きな芋ができない」と中本さんは話す。
今後について、「栽培面積を増やしていきたい。そして、味間いものことを多くの方に知ってもらって地域を活性化したい」と安田さんは話す。
安田さんの経営規模=味間いも20㌃