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2019年11月26日
~花苗生産35年 購入者に手入れのアドバイスも~
桜井市 卜部 好章 さん
「お客さんから『花が大きくなって、ずっと咲いています』と言われることがうれしい」と話す、桜井市の卜部好章さん。ハウス4棟でクレマチスとサギソウのポット苗を生産する。
35年前に取り組みを始め、市場への年間出荷量はクレマチスが3万ポット、サギソウは千ポット。「家族みんなの協力があって続けてこられた」と卜部さんは振り返る。
苗の購入者に手入れ法をアドバイスすることもあるという。「クレマチスは鉢に植え替えて徐々に大きくし、日当たりと水はけが良い所に地植えする。開花後、手入れをしてあげると毎年きれいな花を咲かせる。サギソウは球根性で、開花後に球根を掘り起こして増やしていくと花が毎年楽しめる」と話す。
今後について「いつまでも元気で栽培し続けていきたい。そして、きれいな花を咲かせてくれるお客さんを増やしていきたい」と卜部さんは話す。