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2019年1月10日
~団結して米生産から焼酎造りまで~
曽爾村葛 ゆめの里かずら 穐西 善和 さん
米作りが盛んな曽爾村葛集落では、有志が法人を立ち上げ、特産「曽爾米」を使った米焼酎の製造・販売に取り組んでいる。
農事組合法人「ゆめの里かずら(構成員28人)」が造った米焼酎「鎧」は、720㍉㍑入り1500円(税込み)。代表理事の穐西善和さんは「米の香り・甘味・風味を豊かに感じるコクのある米焼酎ができました」と話す。
同法人は、「少子高齢化の集落を元気づけたい」という思いから2016年に設立した。米焼酎を造ろうと動き始め、「当初、米を準備すれば造れると思っていた」と穐西さんは振り返る。
酒造免許の取得に向けては、メンバーが協力しあって手続きに取り組んだという。集落内の倉庫を利用するなどして昨年2月、ようやく交付された。
穐西さんは「製麹をはじめ、1次・2次発酵、蒸留と、想像以上に大変だが、自慢の商品ができた」と話す。
さらに今後については、「熟成させる期間を延ばすなど、新しい味に挑戦したい」と意欲的だ。
▽問い合わせ先=ゆめの里かずら(☎0745-96-2315)