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2018年9月19日
~ソバ作りを後世に~増産へ緑肥導入連作回避対策も
桜井市 山本 信廣さん
25年続く「有限会社荒神の里・笠そば」は、桜井市笠集落の全戸が社員として運営する。社長を務める山本信廣さん(水稲70㌃)をはじめ全員でソバ21㌶を栽培し、打ち立ての生そばを提供する。
笠集落は夏から秋にかけて寒暖の差が著しく、ソバの栽培に適している。ここ数年は、収量を高めるため緑肥作物の植栽や、休耕(2、3年)など工夫を凝らす。
今後は「そば打ち体験をはじめいろいろなイベントを企画し、たくさんの人においしい笠そばを食べてもらいたい。そして後継者へバトンタッチしていきたい」と山本さんは話す。