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2018年7月27日
~先達の技と知識が後ろ盾~
田原本町 青木 健太郎 さん
5年前まで農業に触れたことが無かったという田原本町の青木健太郎さんは、奈良県立なら食と農の魅力創造国際大学校(旧・奈良県農業大学校)を卒業して就農3年目のイチゴ農家だ。ハウス12㌃で「古都華」を土耕栽培している。
農業の基本をゼロから学んだ青木さん。在学中に得た人脈は、農家になってから、技術面や専門的な知識を教えてもらえるので心強いという。
「自然相手で大変なことが多いが、きちんとやることをすればイチゴは応えてくれる。さまざまな困難に立ち向かうことができ、自分自身強くなった」と話す。
以前、大雨でハウスに水が入ったときは水を抜くなど懸命に対応し、求めていた品質のイチゴができた。「お客さんにおいしいと言ってもらえることが何よりもうれしい」
農大生に向けては「やりたい目標に向かって日々の時間を大切にしてほしい。そして失敗して学び、挑戦を恐れずに努力し、ポジティブな考えで行動してほしい」と力強く話す。