トップページ2017年農業共済新聞一覧激辛トウガラシ栽培

いつまでもトウガラシを栽培し続けたい

桜井市 芥川 雅之さん

2017.5.31

 「激辛トウガラシの市場を確立していくことにやりがいを感じます」と話すのは、桜井市の芥川雅之さん。母親と二人でトウガラシの栽培から加工品製造まで手掛けている。
 芥川さんは食品関連会社を退職後、農業を営む昔からの友人の下で一年間の研修を受けた後に就農。トウガラシ25㌃を栽培しながら、一味の製造にも取り組んでいる。  トウガラシは加工品用としてブート・ジョロキアやカロライナリーパー、モルガスコーピオンなどおよそ15品種、観賞用としておよそ200~600品種、出荷用苗としておよそ130品種を栽培する。  サラリーマンの時からトウガラシやトマトなどの栽培に興味があり、前職の仕事で小麦の圃場へ視察に訪れたことがきっかけで就農することを決意したという。  栽培するトウガラシは最も辛いとされているシネンセ種であり、シトラスの香りがして色鮮やかで、形は個性的なものであることが特徴だ。  トウガラシの定植後にはJAS認定が受けられる有機肥料のみを使用し、ビニールハウス内で栽培する時にはなるべく乾燥した状態を維持するため灌水方法に工夫を凝らす。  自身で製造する一味は、トウガラシを収穫してから翌日までに所有している加工所で低温乾燥し、その後粉砕作業を行っているが、品種ごとの香りや色などの特性を活かせるように調整を行っている。  出荷は自社のホームページなどインターネットでの販売がメインで、その他にも京都激辛商店街にある数店舗へも販売している。  「インターネット販売しているので消費者からの声を聞ける機会が多く、毎年秋頃に多くの品種がいろんな顔を見せてくれることが嬉しいです」と笑顔を見せる。  今後について「一味以外の加工品の開発を手掛けていき、栽培面積を拡大していつまでもトウガラシを栽培し続けたいですね」と意欲的に話す。  ▽とんがらし芥川=℡0744・47・0744

とっておきフォトグラフィ

「加工品を製造する時には、不純物の混入には気をつけています」と芥川さん
農業共済新聞のお申し込みはこちら

家畜診療所

このページのトップへ