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米のブランド化を狙っていきたい

農事組合法人ゆめ野山 松本 正之 代表理事

2017.3.29

 五條市山陰町では、地域の農地を守るため、農事組合法人「ゆめ野山(松本正之代表理事、組合員64名)」を設立し、水稲19㌶をメーンに小麦2.9㌶やキャベツ44㌃、ネギ34㌃の栽培に取り組んでいる。
 農事組合法人「ゆめ野山」は山陰土地改良区が行う圃場整備事業を契機に2010年から集落営農に取り組んだ後、2014年に法人化することで設立された。
 組合員が栽培する圃場の水は綺麗で、粘土質な土に恵まれていることで高品質な水稲が栽培できることが魅力。
 集落営農から法人化するにあたり、「圃場の整備完了時に法人化すると規約で定めていたので、スムーズに法人化することが出来ました」と松本会長は話す。
 圃場整備事業には集落営農組織立ち上げ前の2008年に取り組み始めたが、当初はたくさんの石拾いや水路の改修作業を行ったので多くの苦労があったという。
 毎週金曜日に村井忠夫理事が全組合員にメールを送信して作業を行えるメンバーを募り、「協力して作業を行うので、達成感を味わえますね」と村井理事は笑顔で話す。
 水稲の圃場の端には苗を植えず、機械が通りやすいように構成している。また、さし苗は行わずトラクターやコンバイン、田植え機などおよそ14台の高性能な農機具を導入して作業の効率化を図っている。
 雑草処理は畔専用に作られた草刈り機も導入したことで行いやすくなったが、「農機具を使った作業を行う機会が増えたので、ケガには一番気をつけています」と村井理事。
 出荷先は主に西吉野町、橋本市にある2件の福祉施設で、その他にも五條市にある給食センターやJAならけんへ出荷。米は五條市のふるさと納税の品としても出品している。
 今後について「大手スーパーマーケットなどへの販路拡大を行い、米のブランド化を狙っていきたいですね」と2人は意欲的に話す。

とっておきフォトグラフィ

「集落営農にすることで、仲間と集まって仕事できることが一番の楽しみです」と松本代表理事、村井理事
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