トップページ2017年農業共済新聞一覧花き栽培

作業の効率化を図っていきたい

橿原市 吉川 浩之さん・将之さん

2017.1.31

  「天候に「左右されず、例年通りの花が栽培できると嬉しいです」と話すのは、橿原市の吉川浩之さんと将之さん。家業で農家を営む両親と共に水稲のほか、花き栽培に取り組んでいる。
 将之さんは、農業大学校を卒業後、ドイツの花き農家の下で一年間の研修を受けて両親の下で就農して19年目になる。その後、兄の浩之さんも自動車部品関連会社を退職後に就農して13年目になり、両親と共に水稲50㌃のほか、日日草やプリムラなどおよそ10品種の花壇苗85㌃を栽培している。
 小学生の頃から市場への配達などを手伝っていたので農業は昔から身近なものであり、花を作ることに魅力を感じたので吉川兄弟は就農することを決意したという。
 日日草は夏の花で、盛りの時期には毎日花が咲くことから名付けられ、プリムラは冬の定番の花であり、積雪した地面からでも生えてきて花を咲かせる強い生命力が特徴。
 就農した当初は「年に一度しか同じ作業を行わないので、栽培のコツが掴めず病気になって枯らしてしまったこともありましたね」と将之さんは苦労を振り返る。
 天候によって作物の育ちにも変化はあるが、「肥料の質や量は変えず、毎年一定の肥料を与えるように心掛けています」と浩之さんは作物に配慮する。
 また、立ちながら作業を行えるように高設台の上にポットを並べている。苗の葉が重なる程度に成長した時に日当たり、風通しを良くするために行うスペーシング作業では、間隔を一定にあけられるよう専用トレイを活用している。
 出荷先は主に愛知豊明花き地方卸売市場(愛知県)や大阪鶴見花き市場(大阪府)で、一ポット単位で日日草は40~50円、プリムラは60~80円で出荷している。
 今後について「花き栽培では決まったマニュアルがないので、誰でも作業をこなせるようにマニュアルを作成し、作業の効率化を図っていきたいですね」と意欲的な吉川兄弟だ。

とっておきフォトグラフィ

「出荷時期は他の農家より1ヵ月程度早めています」と吉川兄弟
農業共済新聞のお申し込みはこちら

家畜診療所

このページのトップへ