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葛城柿部会で多品種の柿を栽培

御所市 吉村 忠純さん

2014.12.10

 「柿を学校給食などへ提供して子供たちに親しんでもらいたいです」と話すのは、御所市の吉村忠純さん。より多くの消費者へ柿の魅力を発信するため、さまざまな品種の柿を栽培している。
 吉村さんは、富有や松本早生富有など多品種の柿を60㌃栽培していて、48名が所属する葛城柿部会の部会長を務めて12年目になる。祖父母が柿を栽培していたので、およそ50年前に後継者として柿の栽培を始めた。
 栽培する柿は大玉なものが多く、糖度が高くて表面は赤く熟しても柔らかくないことが特徴。3日に1回、東京シティー青果や大阪の中央青果などへ年間でおよそ6㌧出荷している。
 「カメムシなど病害虫の防除には苦労していて、収穫量が3割程度減収する年もあります」と苦労もあるが、「販売促進を行った時に、自分の栽培した柿を購入してだけることはとても嬉しいです」と笑顔で話す。
 収穫から出荷までの間、柿の果実に傷を付けず、表面に付着している果粉を落とさないように気をつけている。
 また、柿の園地に太陽光線がよくあたり、風通しをよくするために縮間伐を徹底するよう工夫を凝らしている。
 吉村さんは、耕作放棄地の解消対策として柿の木オーナー制を始め、1本の柿の木を応募者に抽選で貸与し、管理する方に向けた剪定講習、摘蕾講習の講師を務める。
 今後について「現状を維持しながら、より高品質な柿を栽培していきたいです。また、御所市(ごせし)で栽培している御所柿(ごしょがき)の認知度を高めるためにブランド化していきたいです」と力強く話す。
 奈良県中部農林振興事務所の西井慈主事は「葛城では大玉で高品質な柿を出荷しているので、全国の消費者にお召し上がりいただけたらと思います。また、御所市で柿を栽培していただける農家を募集しています」と話す。

とっておきフォトグラフィ

柿のおいしさを広めていけるところにやりがいを感じます」と吉村さん
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