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大和伝統野菜のひもとうがらしを世に発信

奈良市 荻田 芳美さん

2014.9.10

「苗から実がなるまで育てるので、子供を育てる感覚で楽しくてやりがいがあります」と話すのは、奈良市に住む荻田芳美さん。大和伝統野菜を広めるため、「ひもとうがらし」の栽培を手掛けている。
 荻田さんは以前から大和伝統野菜の一つである紫とうがらし2㌃を栽培しているが、更に大和伝統野菜を世に発信するため、2014年4月よりひもとうがらし2㌃の栽培にも取り組み始めた。
 荻田さんが栽培するひもとうがらしは有機肥料を使用しており「収穫量がとても多く、青臭さがなく甘みがあります」と特徴を話す。
 栽培したひもとうがらしは吉野郡大淀町にある大和アグロファーム㈱へ出荷し、大手百貨店スーパーマーケットなどへ流通している。
 新鮮な状態で出荷するため、早朝より出荷作業を行っており「ひもとうがらしは葉と同色で小さいため収穫作業が大変です」と苦労もあるが、「他の農家の方と切磋琢磨しながら交流を深められるのでとても嬉しいです」と笑顔を見せる。
 また、台風など気候の変化への気配りは徹底しており「水分と肥料の管理には充分気をつけています。株間を広くとって根が張りやすいようにしています」と工夫を凝らす。
 若い方の野菜離れが進んでいるので、旬な野菜をわかってもらうためにも野菜を食べてほしいと思いを持つ荻田さん。
「天ぷらや塩昆布と醤油、砂糖と一緒に炒めると美味しくいただけます。また、葉の部分は佃煮にすると召し上がれます」と調理方法を話す。
 今後については「できる限り大和伝統野菜を広めるため、冬季に栽培できる大和まなを栽培したいです。健康を維持しながら長く農業に携わっていくことが目標です」と意気込みを話す。

とっておきフォトグラフィ

荻田さんが栽培するひもとうがらし
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