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大和伝統野菜「丸ナス」の栽培を栽培

奈良市 松本 孝志さん

2014.8.6

「元気に育ち、きれいななすを栽培できたときはうれしいです」と話すのは、奈良市の松本孝志さん。伝統野菜を推進するため、父親の後を継いで「大和丸なす」の栽培に取り組んでいる。
  松本さんは伝統野菜である大和丸なす22㌃を栽培し、2001年4月に立ち上げられた伝統野菜を推進する会「大和高原野菜研究会」の会長として活躍している。
 栽培した大和丸なすは、JAならけんを通じて、奈良中央卸売市場にある奈良中央青果などへ出荷している。
 松本さんが栽培する大和丸なすは自家採取した種を使用している。
 「毎年気候の変化があって、収穫時期が遅れることもあります」と苦労もあるが、「お客さんから直接おいしいと言われることがうれしいです」と笑顔を見せる。
 大和丸なすは1株からおよそ20~30玉しか収穫できないため、高級食材として扱われることが多いという。
 調理方法は田楽や揚げ出しなどが一般的であり、「普通のナスと比較すると煮崩れしにくくて油との相性も良いので、シェフにも好評です」と松本さん。
 今後については「大和丸なすの出荷量を増やし、パートさんを雇って地域の雇用促進に繋げていきたいです。それと同時にトマトやキュウリなどの栽培も手掛けていきたいです」と意気込む。
 奈良県農業研究開発センターの堀川大輔主査は「松本さんは、土着天敵を活用した害虫防除など環境に配慮した栽培を行っておられます。引き続き技術面での支援を行っていきたいと思います」と話す。

とっておきフォトグラフィ

「栽培技術など新しい情報を仕入れ、自ら取り組んでいます」と松本さん
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