トップページ2014年農業共済新聞一覧皇女桃

古代桃を加工してコンポートに

橿原市 治田 紀美子さん

2014.7.16

「たくさんの子供や地元の農家さんとの交流を大切にしています」と話すのは、橿原市の治田紀美子さん。国内でも珍しい古代桃を使った加工品の生産・販売に取り組んでいる。
 治田さんは、川中島白桃や清水白桃などおよそ5品種の桃を栽培。中でも昔話の「桃太郎」に登場する尖った桃、古代桃の生産・加工に積極的に取り組んでいる。
 「田原本町は桃太郎の誕生地であり、子供たちが町に誇りや愛着を持ってほしいと願い、歴史文化に因んだ古代桃の栽培を始めました」ときっかけを話す。
 古代桃は希少な原種の桃で、先が尖っていて芳香な香りがし、直径7㎝程だという。
 栽培した古代桃はコンポートにして販売しているが「これからは生産量を増やし、生果の販売もしていきたいです」と意気込む治田さん。
 販売価格は一瓶700円で「古代桃は不老長寿の仙果として、女王卑弥呼に愛された。そこで『皇女桃(ひめもも)』と名付けコンポートにしました。敬老の日のお品に好適で、タルトやゼリーなどのスイーツの材料にも相性抜群です」とレシピもさまざま。
加工する際には種取りや皮むきは全て手作業で行っているという。無添加で安全・安心な古代桃を提供するよう心掛けている。
 「古代桃の認知度を高めるために栽培から広報活動、パンフレット制作など全て一人でこなしているので大変なこともあります」と苦労もあるが、「木が成長するにつれ、小学生などを招いてお花見するのを楽しみにしています」と笑顔で話す。
 コンポートの消費者は、「プリプリとした食感が絶妙で美味しい、色も綺麗で珍しい桃なのでお土産にしたら喜ばれそう」と太鼓判を押す。
 今後については「食用として栽培するだけでなく、お洒落な瓶に詰めてインテリアとして飾れるように加工していきたいです」と話す。

とっておきフォトグラフィ

田原本町の古代桃をコンポートに
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