トップページ2014年農業共済新聞一覧旭ヶ丘生産販売協同組合

らくらく農法で柿の葉を生産

吉野郡 堀 光博さん

2014.4.16

 「組合員さんを増やし、6次産業に力を入れていきたい」と話す、農事組合法人「旭ヶ丘農業生産販売協同組合」の副組合長の堀光博さんは、柿の葉(2㌶)を栽培し、栃原地区の活性化を図っている。
 吉野郡下市町にある旭ヶ丘生産販売協同組合の副組合長の堀さんは、収穫作業や運搬などの省力化を図った高齢営農者を支える事業「らくらく農法」をきっかけに、2011年10月より柿の葉の栽培を始めた。
 「柿の葉は重たいものを持つこともなく、農薬を殆ど散布しなくても収穫量は安定しているので栽培しやすいです」と魅力を話す。
 出荷先は柿の葉寿司のみだが、「葉の横幅が10~13cmのものでないと売れず、個人で年間10万枚しか出荷できないので、薬局やお菓子屋さんなどの出荷先も開拓していきます」と意欲を見せる。
 また、「柿の茶葉などでも利用されており、その他の利活用方法も研究中です」と話す。
 柿の葉寿司に使用される葉は減農薬であるため、「周囲の園地の農薬散布には充分に気をつけています」と堀さん。
 「柿の木は斜面にあるので脚立を使うこともあります」と苦労もあるが、「自分の栽培した葉が綺麗で品質がいいといわれたときは嬉しいです」と笑顔を見せる。
 今後について、「地域を守るために柿の葉事業を定着させ、高齢営農者を増やしていきたいです」と抱負を話す。
 奈良県農業研究開発センターの濱崎総括研究員は「柿の葉事業を定着させるためにカキの葉の使用用途を研究しています。今後は視野を広くし、異業種への需要を開拓して出荷してほしいです」と話す。

とっておきフォトグラフィ

ハサミで手早く柿の木を剪定する堀さん
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