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大和トウキを使って加工品開発を

高取町 農業生産法人㈲ポニーの里ファーム

2014.1.22

 「町の活性化に協力したい」と話すのは、高取町にある「農業生産法人㈲ポニーの里ファーム」の藤野泰典農業部長。地域の活性化を図るため、「くすりの町」として有名な同町の特性を活かし、薬用作物などの栽培を行っている。近年は薬用作物を使った加工品製造に取り組んでいる。
 農業生産法人㈲ポニーの里ファームは「障害者、高齢者の仕事の創出及び受け皿となる」という理念のもと2006年に設立された。
 大和トウキやヨモギなどの薬用作物、水稲、青ネギ、軟弱野菜を生産しており、障害者の方へ一部の仕事を委託している。
 「大和トウキは収穫までに2年間かかり、全て手作業で栽培しています」と収穫までの苦労もあるが、「町の農業生産団体として認知されてきていることが嬉しいです」と笑顔を見せる。
 近年では「自分で作った作物を商品化したい」という思いから、2012年7月に乾燥機を導入し、採れた農産物を使った加工品の製造を開始。
 現在はトマトやネギなどを使った乾燥野菜、トマトやハーブ入りのオリーブオイルなどの加工品を製造しており、「乾燥野菜は味噌汁やサラダなどに、オリーブオイルはパスタに使うとおいしく食べられます」と調理方法を話す。
 また、「大和トウキの葉の部分などを用いた加工品開発にも力が入ります」と意欲的だ。
 「現在は大和トウキ入りのハーブソルトやオリーブオイル、薬用作物入りのせんべいやかりんとうなどを試作しており、来年の3月から4月にかけての商品化を計画しています」と今後の展望を話す。
 奈良県中部農林振興事務所の米田健一主査は「加工品で薬用作物の新しい価値や魅力を発掘することにより、奈良県の薬用作物の振興に繋がれば」と話す。
▽ 「農業生産法人 ㈲ポニーの里ファーム」=奈良県高市郡高取町(℡0744・52・3902)

とっておきフォトグラフィ

現在試作中の大和トウキ入りハーブソルト,大和トウキ入りオリーブオイル,薬用作物入りかりんとう・せんべい
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