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2018年5月29日

~備えあれば憂いなし~

橿原市 橋本 雅則さん

私の住む橿原市川西町は、奈良県内で中心部に位置し、兼業農家による水稲の栽培がメインで行われています。この地域は粘土質な圃場であることが特徴で、水はけが良くないので雨水も残った状態になりやすいです。また、鳥獣害の被害も多発していて、早急に対策することが課題です。

 同町の共済部長として、日頃から地域の圃場全体を見回って病害虫や鳥獣害の被害確認を行うことや、農作物共済の異動申告票の取りまとめ等を行っています。他にも建物共済では、他の組織が提供する保険と内容が重複することもありますが、日々加入推進活動に取り組んでいます。

 普段は地域での被害は少ないですが、いつ何時台風などの大きな被害が起きるか検討もつかない状況であるので、備えあれば憂いなしということで、農業共済は農業者にとって大切な存在だと思います。

 私自身も水稲をメインに栽培していますが、栽培した作物を家族がそれぞれ持ち帰って食べてくれることに農業へのやりがいを感じています。

 耕作放棄地も年々増加し、農業者の年齢も高齢化していく傾向にあるので、今後はシルバー人材に集まっていただき、地域の農地を集約して法人化することで管理していきたいです。

中和NOSAI(中和農業共済組合)

▽経営規模=水稲70㌃

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